Webサイト内の同じページを複数のキーワードで上位表示させることは可能でしょうか?
SEOの初心者であれば、一度は疑問に思う事ではないでしょうか。
先に結論ですが、同じページで複数のキーワードの上位表示は可能です。
トンちゃんがSEO初心者の頃は「1ページを1キーワードで最適化」させる事を意識してSEO対策を行っておりました。
結果としては多くページを多くのキーワードで上位表示させる事に成功しましたが、1キーワードごとに1ページを用意していたので、作業は大変でした。
「作業に無駄が多いなぁ、効率化できないかな」等と思う事がしばしばでした。
「同じページで複数の対策キーワードの上位表示を達成できればもっと無駄を減らせるのに」など思ってはおりました。
しかし、当時は未検証で1ページで複数の対策キーワードの上位表示できるかどうかが分からなかった為、1ページを1キーワードで対策するやり方を選びSEO対策を進めておりました。
その後、SEO対策にも余裕が出てきまして、自分のサイト群で色々とSEO実験を重ねて疑問を一つ一つ解決して行きました。
上記の「1ページを複数のキーワードで対策し上位表示できるか?」という疑問に対しても答えが欲しかったので、実際に試してみました。
その結果、「同じページで複数の対策キーワードで上位表示(10位内表示や1位表示)も可能」だという事が分かりました。
また、「同じページでどんなキーワードでも上位表示できるわけでは無い」という事も分かりました。
「外部サイトからキーワード入りでアンカーテキストリンクを貼りさえすれば、同じページをどんなキーワードでも上位表示できるわけでは無い」ということをSEO実験を通して確認しました。
「同じページ」で「同じ意味の複数のキーワード群で」あれば上位表示は可能ですが、「意味が異なる複数のキーワード群」で上位表示させるのは難しいという事が実際に試してわかりました。
「検索エンジン最適化」に関するコンテンツを投稿したページでは、「検索エンジン最適化」と意味の上では同じものを指す「SEO」や「SEO対策」等のキーワードでも上位表示させる事が可能です。
しかし、「ダイエット」や「エステ」などの全く意味の異なるキーワードでは、外部サイトから被リンクを幾ら供給しても上位表示させるのは困難だという事です。
SEO対策の世界では「1ページ=(1URL)を1キーワードで最適化させるのが基本」と昔から言われておりますが、上述した通りでして「1キーワード」にこだわる必要はありません。
「1ページ(=1URL)を1つの意味で最適化」させれば良いのです。
貴Webサイトの各URLに対策キーワードを割り当てる時は「1URLを1つの『意味』で最適化させる」事を意識してキーワードを選定し、実際に各URLに適したキーワード達を割り当てて行けば良いのです。
あるURL甲に、適したキーワードが5つ見つかった場合は、その5つのキーワードをURL甲に割り当てても構いません。
文字が完全に異なっても、意味の上で同じものを指すならば、同じページ(=同じURL)に複数のキーワードを割り当てるのもアリなのです。
文字が完全に異なる複数の対策キーワード群でも「意味が同じ」であれば、上位表示は同じページでも可能です。